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My diary 大阪・吹田でお料理教室を主宰  日々の出来事を綴っていきます

白木蓮  ~永観堂 禅林寺(京都)~

「桜」の満開を間近に賑わいを見せている京都。

つい先日、紅葉でとても有名な「禅林寺 永観堂」に行ってきました。
白木蓮  ~永観堂 禅林寺(京都)~_c0235725_15254675.jpg

秋と違ってこの時期の永観堂は人もまばらでとても静か。
のんびり時間をかけて散策できました。

正面の「釈迦堂」
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室町時代に建てられたとされ、本格的な書院造りとして知られています。
6間からなり、それぞれが「松鳥図」「群仙図」など華やかな襖絵で飾られていて
これを鑑賞することが出来ます。

中庭
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葉先が3つに分かれている珍しい松の古木「三鈷松」(左下)
「三鈷」は、「智慧」「慈悲」「真心」を表します。
この松を持っていると、3つの福が授かると言われています。
でも・・・
白木蓮  ~永観堂 禅林寺(京都)~_c0235725_15542736.jpg

持って帰ったらダメって。

山の斜面に沿って、巧みに木を組み合わせて作られた廊下「臥龍廊」(下真ん中)
釘を一本も使わずに作られています。
起伏が激しく、龍の体の中を歩いているような不思議な気分が味わえます。

「悲田梅」(右下)
永観律師は、常に貧病の者を憐れんで山内にたくさんの梅の木を植えて
薬用又は食用として与えたと言われています。
かつては梅林ほどあったと言われるが現在は1本だけになっています。

「唐門」
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天皇の使いが出入りするときに使われた勅使門。
釈迦堂との間に盛り砂が作られていて、勅使はこの盛り砂を踏んで身を清めてから
中に進んだと言われています。

「阿弥陀堂」
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ご本尊「みかえり阿弥陀」が祀られた本堂。
堂内は極彩色で、格天井には「百花」が描かれていますが、両端の長方形の部分だけは
白く塗った「散り蓮花」となっています。

「多宝塔」
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上部は円形、下部は方形の二重塔。
ここから京都の町並みが一望出来ます。

そして今回の目的は・・・「白木蓮」
白木蓮  ~永観堂 禅林寺(京都)~_c0235725_1643262.jpg

深い木立に囲まれた永観堂にも春の象徴「白木蓮」が満開を迎えています。

花言葉は「自然への愛」「恩恵」
大好きな花です。

蕾の先は必ず北を向いているので「コンパスフラワー」とも呼ばれています。
とても良い香りがして壮麗な美しさを持っています。

「放生池」の周りも・・・
白木蓮  ~永観堂 禅林寺(京都)~_c0235725_1617541.jpg

春が一杯☆

今日はとっても良いお天気で暖か♪
京都はきっととても賑やかだろうな♪





 
by kshiozaki19910512 | 2013-03-29 23:49 | お出かけ | Trackback | Comments(0)