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My diary 大阪・吹田でお料理教室を主宰  日々の出来事を綴っていきます

小さな芸術品   ~嘯月(京都)~

子供の頃、和菓子のどこが美味しいんだろう~なんて思っていました。

でも最近は洋菓子よりも和菓子にちょっと興味津々。

先日、京都で唯一「嘯月」さんの和菓子が頂けるカフェ「せせらぎすへら」に
行ったのですが残念ながら限定のため売り切れ。

それなら。。。
行ってしまいました(笑)
数日後、北大路まで!

四季折々の美しい和菓子が味わえる「嘯月」
小さな芸術品   ~嘯月(京都)~_c0235725_133681.jpg

グルメ漫画「美味しんぼ」でも「日本最高峰の和菓子」として紹介されています。

かつて京菓子店は、お客さんの注文を受けてから作っていたそうです。
ここ「嘯月」は今もこのスタイル。
「完全予約制」
作り置きせず、前日までの予約注文のみで予約を受けてからお菓子を作られています。
伝統を貫いて変わらない美しさを保たれています。

この日は5種類
小さな芸術品   ~嘯月(京都)~_c0235725_1422118.jpg

左上から時計回りに「桜餅」「戯れ」「春の山」「早わらび」「わらびもち」

「今日は[早わらび]が道明寺粉を使っていますので[桜餅]は関東のものをご用意しました」
って。
そう関西と関東では「桜餅」違うんですよね☆

このお心遣いがとても嬉しい。

子供の頃、この桜餅の桜の葉が食べられず剥がして食べていました。
今ではこの葉。。。大好きです。

近年、甘みを敬遠する傾向があるようですが
ここ「嘯月」は、昔ながらの和菓子らしい甘さを守り続けています。
流行は必ず繰り返されるもの・・・
またいつか日本人も甘味を好むようになると・・・

時代は変わっても味は決して変えず伝え続けておられます。

本当に・・・
しみじみ・・・美味しい。

また季節を変えて必ず伺います。

ご馳走様でした。
by kshiozaki19910512 | 2013-04-03 23:39 |      (京都・他) | Trackback | Comments(0)